負けるな!あきらめるな! その場面のシュミレーションまでして、ちゃんと言葉を用意していたのに、いざ本人を目の前にすると何も言えなくなってしまう。 思いが切実であればあるほど、肝心なその言葉は喉元でしりごみしてしまい、代わりに口をついて出てくるのは、全く意味のないふざけた言葉か、気持ちと裏腹の冷たい言葉ばかり。 それが歌と成るとどうして、こんなに歯の浮くような言葉でさえもサラリと言えてしまうのだろう。 歌のなせる業というものを僕は今更ながら実感する。 そしてその歌力を借りて、今日も大切な人たちにさりげなく思いを届けようとしている自分がいる。 負けるな!あきらめるな! 詞/曲: 幸松成実 もしも君が 悲しみに沈んでいるとしたら そんな時こそ僕は 支えになりたいと思う たとえ君の傍に居られないとしても 心だけはいつも 寄り添っていたいと思う だからと言って僕に 何ができる訳じゃない 君と ただ君と 繋がっていたいだけ・・・ 負けるな!あきらめるな! どんなに今が辛くても 負けるな!あきらめるな! 僕らがついているから もしも君が 涙を流しているとしたら そんな時こそ僕は そっとしておきたいと思う 例え君に 何も言葉をかけられないとしても 心の中ではいつも 肩を抱いていたいと思う だからと言って君に 何を求める訳じゃない 君と ただ君と 一緒に歩いていたいだけ・・・ 負けるな!あきらめるな! どんなに道が暗くても 負けるな!あきらめるな 僕らがついているから 同じ時代に生まれ こうして巡り合えた 仲間たちの絆は 僕らの誇るべきもの 負けるな! あきらめるな! どんなに明日が遠くても 負けるな! あきらめるな! みんながついているから |