海への思い


詞/曲:幸松成実

1.思い出してみよう あの頃の海を
こんなにたくさんのゴミは捨ててなかった
まだ幼かった僕の手を引いて
うちのばあちゃんはよく貝を掘りに連れてきてくれた
遠くに船の汽笛を聞きながら
人達はのどかに貝を掘っていた
きっと魚達も遠い昔の海に
「ふるさと」というものを見てるのかもしれないね
久しぶりに僕が見るふるさとの海には
貝を掘りに来る人は誰もいなくなっていた

2.思い出してみよう あの頃の海を
いつでもいくにんかの子どもが遊んでいた
岩場を乗り越えていく少年の胸には
大人にはわからない子供のロマンがあった
遠くに船の行方を追いながら
海の向こうに思いを馳せていた
きっと鳥達も夢を見れる場所が
少なくなってきたことを嘆いてるだろうね
久しぶりに僕が見るふるさとの海を
飛ぶ鳥の声も心なしか淋しげに聞こえた

遠くに船の汽笛を聞きながら
人達はのどかに貝を掘っていた
きっと魚達も遠い昔の海に
「ふるさと」というものを見てるのかもしれないね
久しぶりに僕が見るふるさとの海には
貝を掘りに来る人は誰もいなくなっていた

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